極彩色サナトリウム

此処はちぐはぐサナトリウム 灰色の花さえ極彩色に変わりましょう  くすんだの貴方の心さえ極彩色に彩りましょう ご来院の際はお足元にどうぞお気を付けて 

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Auf Wiedersehen.

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遡ること昨日の晩。
母と彼氏さんは二人で焼肉屋さんへ行ってお食事をして居りました。
其処に若い外国人の男性がお店へ入って参りました。
店員さんと意思の疎通を図ろうにも上手く行かず、其の男性は去ってゆきました。
そんな人を見殺しにしないのが彼氏さん。
引き止めて一緒に食べようと誘いました。
母も彼氏さんもドイツ語等使える筈も無く、英単語でのやり取りで何とか其の場を切り抜けたそうです。
聞けば其の外国人の男性はトーマスと名乗るドイツ人で、日本各地を旅しつつ、明日、交換留学で知り合った岡山に住む友人の元へ行くのだそうでした。
話は流れに流れて彼氏さんはメアドを交換することに為り、必ず捨て猫を拾って仕舞うタイプの母親は翌日、詰まり今日、地元名物の魚市場に朝一で行きたいと云うトーマスに付き合ってあげると約束して仕舞いました。
然し人のことは言えませんが、碌[ロク]に勉強もして来なかった母は生きた牛のことを真顔でビーフと言う様な人間です。
流れでとは言え、良くそんな大きなことが言えたもんです。(笑)

・・・で、彼氏さんは月曜日なのでお仕事。
残ったのは一応英語科卒の私・・・。
殆ど眠れぬ儘、朝の六時に叩き起こされたのでした・・・。
そしてトーマスの泊まって居るホテルの前で待つこと数十分、彼は大きなリュックサックを背負って出て参りました。
其れから彼が電車に乗る十時半迄、私の回らぬポンコツ頭との格闘は始まったのでありました・・・。

彼はお寿司が食べたくて朝市に臨む処だったそうなのですが、魚を丸ごと売って居る生臭い場所でお寿司等優雅に食べられる筈も御座いません。(笑)
なので取り敢えず、朝市では魚は沢山見られるけれど、其の場で食べることは出来ないんだよーと云うことから説明せねば為りませんでした。
・・・で、無事魚を見終えてご満悦なトーマスは、朝食が摂りたいとのことで、市場で働く人の行く食堂に入って、フライ定食とお刺身を召し上がって一段落。
因みに彼のお気に入りはマグロだそうで、タコ(デビルフィッシュなんて呼ばれて居ますものね)とフグ(毒が有ると云うのを極端に恐れて居りました/笑)には絶対に手を付けようとはしませんでした。
そう云えばイカもあんまりお好きでなかったみたい。

・・・で、未だ十時迄は時間を持て余して仕舞うと云うことで、近くの神宮へお参りし、展望台から景色を眺め、少し離れた庭園を見て回り、駅迄辿り着いたのでした。
次へ行く場所の時間を調べるのを手伝って、聞いてみると後三十分程時間が有りました。
食費交通費共に母親が出して居たので、トーマスは再三コーヒーか何かをご馳走したいと訴えていらっしゃいましたので、駅の中のパン屋さんに入ることに為り、お言葉に甘えて一服させて戴きました。
其れから暫し談笑した後、電車の時間が来たので、お見送りをして言った言葉が此の記事のタイトルです。
「さようなら」
矢鱈発音の難しいドイツ語ですので、頭の足りない私には調べて覚えるのだけで精一杯でした。
ルーズリーフとペンを持って行って居たので、デジカメで撮った写真を送りたいと言って下さったトーマスに、私のパソコンのメアドと短いメッセージを書き込んだものを、電車の中で開いて読んでね、と言って渡しました。
母親は急いでお土産屋さんに駆け込んで此の土地の名所の写真のポストカードセットと、次に行く場所の情報誌を買ってプレゼントして居りました。

以上、本日の出来事です。
六時等と云う私にとっては法外な時間に起こされ、本当に数分で支度をすることを強いられた為、大変見苦しい写メ写りですが、記念に一枚撮らせて戴いたので載せてみました。
何だかんだとドタバタした時間でしたが、貴重な体験ですし、何より私達も楽しめたので満足です。
英語の力ってやっぱり凄いなぁ(だってドイツの人と喋れるんですもの!!)、とか、一期一会ってこう云うことだなぁ、とか、感慨深いものも御座いました。

一先ずは写真が届くのを楽しみにしつつ、帰ってバタリと死んだ様に眠った母宜しく私もベッドに入ろうかと思います。
今頃トーマスは電車からの景色を眺めつつ、私達が渡したものを見て呉れて居るでしょうか。
又えらく長く為って仕舞いましたが、読んで下さった方々、いらっしゃいましたら有り難う御座います★
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