極彩色サナトリウム

此処はちぐはぐサナトリウム 灰色の花さえ極彩色に変わりましょう  くすんだの貴方の心さえ極彩色に彩りましょう ご来院の際はお足元にどうぞお気を付けて 

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『夜回り先生のねがい』

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仮復活はしたものの何を更新して良いやら判らなかったので、少し前に読んだ本の紹介でもしようかと思います。
最後に読書記録のカテゴリーを更新したのは一年以上前なので、上手く調子が掴めるか判りませんが書いてみます。
病気のお陰でもう随分と本が読めなかったのですけれど(文字が逃げるのですよ/笑)、此処の処やっと少しずつ読める様に為って来たので、読み易い水谷先生の本、『夜回り先生の願い』を、リハビリの意味も込めて読んでみました。

本屋さんをうろついて居たら「渾身の最終章」だなんて書いてあった為、正か最悪の事態が起こったのかと想定致しましたが、そうではない様で大変安心致しました。
実は花彩は先生の講演会に行って最前列で公演を聞いて大泣きしつつ控え室にいらっしゃる先生と直接お話をしたことが有る程に先生の大ファン(少しニュアンスが違いますが)なのです。
もう約四年も前のことに為るのですけれど、本に記念のサイン迄して戴きました。

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“冬来春不遠”先生のお好きなお言葉です。
“冬来たりなば春遠からじ”。
冬が来たなら春も遠くはないんだよ、って意味です。
四年前の私は未だ患っては居なかったし、本の内容も全くの他人事で、けれど先生の生き方や優しい声に随分と心を動かされたのでした。
今読むと共感する部分が多く為って仕舞って、他人事として読めない部分も多々有りますので、何とも言い難いのですけれども(苦笑)

重い病を患ってらっしゃる為、恐らくもう寿命がそう長くない先生は、少しでも多く公演が出来る様に、と最終章と云う形を取られたのではないでしょうか。
内容に関しては皆様もご存知の方が多いでしょうけれど、今迄先生が出逢って来られた生徒さん方とのエピソードが一人一人、短編集の様な形で綴られて居ります。
本当に読み易い本ですが、内容もズドンと重く深いものと為って居りますので、興味がお有りの方は是非。


先生と直接お会いして、お部屋を出ようとした瞬間、とても小さな声で、「幸せに為ってね」と仰って下さったのを思い出すと、今でも泪が零れそうに為る花彩なのでした。
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