極彩色サナトリウム

此処はちぐはぐサナトリウム 灰色の花さえ極彩色に変わりましょう  くすんだの貴方の心さえ極彩色に彩りましょう ご来院の際はお足元にどうぞお気を付けて 

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『幻想小品集』

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此方は閉館間際の市立図書館で思わず手に取って、即座にカウンターに持って行って仕舞った一冊。
野ばらさんの短編集、『幻想小品集』
何故そんなに惹かれたかと申しますと、何を隠そう一話目に見慣れたお薬(睡眠導入剤)の名前が幾つも幾つも登場して居たから。
お薬ジャンキーには借りる他術が無かったのです(笑)
予想通り、一般の読者さんには恐らく全く理解出来ないであろう、お薬の名前を横文字で連発。
更には其の睡眠導入剤に呼称を付けて仕舞うのです。
Silece(サイレース)には"女王"、Myslee(マイスリー)には"令嬢"、Amoban(アモバン)には"少女"、Lendormin(レンドルミン)には"女優"、Vegetamin(ベゲタミン)には"娼婦"、Hirnamin(ヒルナミン)には"聖母"、Halcion(ハルシオン)には魔女、と云った風に。
勿論本編には何故其の様な呼称を付けたのかが描写されて居ります。
サイレース以外は私には効かないなぁ、とか、ベゲタミンとヒルナミン、如何やったら処方して貰えるのか知らん、等と莫迦なことを考えつつ読みましたが、呼称を付けて仕舞う程にお薬に魅せられて仕舞った野ばらさんと同じくお薬に魅力を感じて仕舞う私は始終嬉々として読んで仕舞うのでありました。

他のストーリーもお薬関連のお話が多かった様に思われますが、野ばら節はきっちり盛り込まれて居ります。
未読のお薬ジャンキーさんは、是非。(笑)
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