極彩色サナトリウム

此処はちぐはぐサナトリウム 灰色の花さえ極彩色に変わりましょう  くすんだの貴方の心さえ極彩色に彩りましょう ご来院の際はお足元にどうぞお気を付けて 

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エピローグ。

貴方と私のエピローグ。
自分の中で流れて居た、
長い長いお終いの詩が終わりました。
貴方はこんな私を愛して呉れて、
惜しみ無く暖かな言葉を呉れました。
其れは私を生かし伸ばしました。
でも、だけども。
貴方の輝かしい未来、将来、夢、希望に、
如何考えても私は不釣り合いでした。
貴方の眩しい程明るい未来を抱えて歩くのは、
私には少し重過ぎて、
切り棄てることしか出来ない莫迦な私は、
こうしてエピローグを紡いで居ます。
貴方には私等と居るよりも、
もっともっと輝く明日が必ず有ります。
何時か遠い未来でも好い、
私無しの未来で笑って居る貴方のことが、心の底から見たい、
と云うのは私の勝手な我が儘です。
結局は形として、私の身勝手でお終いを迎えることに為りました。
此れ以上身勝手は出来ません。
けれど願うこと、祈ることだけ許して下さい。

「如何か幸せに為って。」

此れに限ります。
貴方と自ら然様ならを迎えた以上、
私は強く強く歩いてゆかなければ為りません。
転んでも、へたっても、泪しても、何度膝を折っても、
立ち上がり歩いて行かなければ為りません。
貴方が居た時間、貴方と過ごした時間、貴方が呉れたものたち。
其れ等を私は決して無駄には致しません。
貴方の中の私は消えて好い。
けれど私の中の貴方は決して消えない、忘れない。
だから安心してね。
どんなにがらんどうな孤独を感じても、
決して貴方は独りではない。

さて、長く為って仕舞いました。
私の中で始まりの其の又始まりの詩が流れ始めました。
ひとりで歩くプロローグ。
けれど未だ言い残した大切な言葉が有ります。

「有り難う。」

そして如何か生きて。
生きて生きて生き抜いて。
私の居ない世界だって、
きっと棄てたものじゃあない筈だから。

其れでは、引っ張られる後ろ髪の無い私は、
此れにて綺麗に貴方の前から消えます。
最後の約束、「泣くな」は酷だよ。
でも心に言い聞かせ、決して忘れず護ってゆくから。

ご免ね、有り難う、然様なら。
愛して居たよ。
貴方の未来に幸多からんことを。
心より祈ります。


花彩
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