極彩色サナトリウム

此処はちぐはぐサナトリウム 灰色の花さえ極彩色に変わりましょう  くすんだの貴方の心さえ極彩色に彩りましょう ご来院の際はお足元にどうぞお気を付けて 

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大切な言の葉たち。

学生時代・・・何年前でしょう、ひょんなことから出逢って、其れ切り忘れられない詩が御座いました。
こと有る毎に不意に頭を掠めては去ってゆく、そんな大切な詩。
タイトルも判らず、頼りに為るのは鮮明に焼き付けられて居るフレーズと著者さんだけで、図書館なんかで何度も何度も探しましたが見付けられずに居ました。
ネットって便利ですね。
便利過ぎる処が玉に瑕[キズ]だとも想う昨今ですけれど。
又今日も不意に過ぎった、聊[イササ]か曖昧なフレーズを打ち込んで、探し捲くったら見付かりました。
数年越しに私の中で完成した形で詩が生き返りました。
此処を訪れて下さる方々にも是非此の大切を分けて差し上げたい。
そう想うので引用させて戴きます。
タイトルは相変わらず判りませんが出典は判ったので、又調べて見付けられ次第お知らせ致します。

谷川俊太郎氏『唇』より

砂に血を吸うにまかせ
死んでゆく兵士たちがいて
ここでこうして私たちは抱きあう
たとえ今めくるめく光に灼かれ
一瞬にして白骨になろうとも悔いはない
正義からこんなに遠く私たちは愛しあう

震災と云う大きな大きな悲劇が有って、其の最中[サナカ]にも思い浮かべて居た詩でした。(未だ過去形にするのは可笑しいけれど)
ごちゃごちゃ私の御託を並べては、折角の詩が濁ってしまうので多くは語りません。
が、大きな大きな悲劇の横で、如何しようも無く私達は他人事ではない筈のことを他人事にして仕舞う。
大きな大きな悲劇の横で、大きな大きな愛に身を委ねて仕舞う。
そんな矛盾が歯痒くて、でも現実で、生きてゆくにはそうするしか無くて。
んー。
其の様な心境で御座います、上手く言えませんが。

幾年も前の私の心を揺るがした此の大切な詩が、貴方の心にも、どんな形でも良いから、届きます様に。
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