極彩色サナトリウム

此処はちぐはぐサナトリウム 灰色の花さえ極彩色に変わりましょう  くすんだの貴方の心さえ極彩色に彩りましょう ご来院の際はお足元にどうぞお気を付けて 

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癒せない でも全てを連れて

お久し振りです、お早う御座います。
好い加減浮上しようと想いまして、朝から記事を綴って居ります。
訳の判らない文章だけ置いて放置して置くのも忍び無いかなとも思いまして・・・。

さてさて、本題に入ります。
去る七月二十五日の二十三時三十七分に、十七年間一緒に育って一緒に過ごして来た愛猫、天が亡くなりました。
腎不全を起こして居たのですが、病院の先生曰く、もう殆ど老衰と見なして良いだろうとのことでした。
今やっと気持ちが少し落ち着いて来た処ですが、未だやっぱり泪は出るし、淋しくて淋しくて如何にも出来ない心境です。
心の整理なんて早々着くものではないですしね。
最期は我が家で母、祖母、私と、皆で見送れたことに関してはとても良かったのではないかな、と想います。

天は、親に見棄てられて居た処を私が小学一年生の時に見付けて拾って来た子でした。
母の必死の看病により、何とか一命を取り留めて、其の後十七年も私達を癒して笑わせて前を向かせて、生きて呉れました。
私がひとりで泣いて居る時には、心配してか、私の傍をぐるぐる回ったり、ぴったり引っ付いたりして居て呉れた、優しい優しい子でした。
家族が解散して現在の祖父母宅に引っ越して来てからも、驚くべき順応性で以て直ぐにお家に慣れ、皆の愛を一身に受け、此処迄生き抜いて呉れたのです。

最期の時は、病院に連れて行ったけれど、もう病院でほんの少しだけ延命して死なせるか、連れて帰って死なせるかの選択でしたので、母と相談して、連れて帰る方を選びました。
亡くなる間際はとても苦しそうだったけれど、最期は見開いて居た大きなおめめも閉じて、眠る様に逝きました。
母も祖母も私も泣いて泣いて、天はびしょびしょに為って仕舞ったけれど、きちんと身体を綺麗に拭いてあげて、大好きだったお庭の草花を敷き詰めた上に寝かせてやり、翌日火葬場へ連れて行きました。
いざ焼き場へ連れて行くと、むわっとした暑さに包まれて、係員の方は、此処で倒れられり気分を悪くされる方もいらっしゃるので、後のことは此方で承りますとも言って下さいましたが、そんな処で天を手放すことも出来ず、焼き場の機械に天を寝かせて、スイッチを押す迄の作業を母と二人でしました。
目印と言うか、天と言ったら此れ!と云う鈴の付いた首輪も、もう一緒に燃やして仕舞いました。
お骨に為る迄の一時間半の間、母の車の中で、煙も出ない焼き場の方を只々見詰めて、亡くなって仕舞ったのだと云うことを痛感しました。
焼き上がってからは、ぼろぼろ泣きながら、とっても小さく為って仕舞った、未だ熱いお骨を直接掌で掻き集めて骨壷に鈴と一緒に入れました。
後日母の彼氏さん所有のお船で海の沖迄連れて行って貰い、散骨する予定です。

世の中はお盆だけれど、きっと天は帰っては来ないと思う、って云う様なお話を昨晩母として居ました。
動物達は、天国に続くきらきらとした虹の橋の麓に居て、私達が行くのを待って居て呉れるんだね、と。
だから天は其処に居て、一足先に逝って仕舞った愛犬陸と一緒に楽しく快適に、悠々自適に過ごして居るんだと想います。
明日は家もお盆で、お坊さんがお家にいらしてお経を上げて下さる日です。
天が帰って来て呉れないのなんて淋しくて仕方が無いと想って居た、そんな丁度昨日の夜か、今日の朝方。
天は夢に出て来て呉れました。
前住んで居た家で、母と二人でお座敷に居たら、其処には天が居て、「ほら、ママ、天やっぱり帰って来て呉れたんだよ!」って私は大喜びして、天は沢山沢山撫でさせて呉れて、「ママも撫でなよ」って言ったけれど、「ママは良いよ」って言って、「陸はパパの処に行ったのかなあ・・・?」「如何かなあ・・・?」なんて会話をして居たら、天がきらきら光り出して、昨晩話して居た、虹の麓の方へ行って仕舞いました。
起きたら私は泣いて居て、手にはしっかりとふわふわでさらさらの天の毛並みの感触が残って居ました。
暫く泪は止まらなかったけれど、ちんたらぐずぐずと私が何時迄も天のことを引き摺って居るから、天が仕方無しに「仕様がねえなあ」って会いに来て呉れたのだから、私はきっと、もう大丈夫に為ってゆくんだろうなあと想います。

丁度一週間後には、今年に入ってからずっと計画して居た大きな一歩を踏み出す予定です。
一度は心身共に滅茶苦茶な状態に為って仕舞い、キャンセルして仕舞ったけれど、雨天決行、頑張って踏み出す積もりです。
皆みんな、大丈夫であります様に。



有り難う。
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