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極彩色サナトリウム

此処はちぐはぐサナトリウム 灰色の花さえ極彩色に変わりましょう  くすんだの貴方の心さえ極彩色に彩りましょう ご来院の際はお足元にどうぞお気を付けて 

今更何を言っても遺言だけど 跪き手をついて 私に謝りなさい

今日は立て続けにもう一つ吐き棄てです。
下の記事にうんざりした方はスルーして下さい。
思い切り愚痴です。

以前から何度も書いて居りますが、私の学校の制度では、五十分授業の内、二十五分間教室に居れば出席したと云うことに為ります。
調子の良い時は最初から出席しますが、辛い日等は半分保健室で休んでから教室へ向かい単位を稼ぎ、再び保健室に戻って倒れ込んで、と云う様なことを繰り返して一日を乗り切ります。
担任も教務も保健の先生も、そんなペースで良いから兎に角学校へ来て、卒業しようと言って下さいます。
けれど此の制度を利用して嫌いな授業をサボる人も大勢居る為、私は屹度、“狡い奴だ”と思われて居ることが多く有るのだと思います。
自覚して居ます。

三限目と四限目は日本史の授業でした。
言って仕舞えば自業自得なのですが、昨晩のお薬が未だ若干残って居たのやら、母に言われた言葉やらで、午前中はぐったり鬱々だったので、三限目は何時も通り、半分保健室で横に為らせて貰って、確実に間に合う時間には教室へ戻りました。
処が其の教室の時計は狂って居て、教師は自分の時計を見て、忌々しそうな表情でテストの答案を私に渡し、
「時間過ぎてるから、出席にはカウント出来ないから。」
と告げました。
きちんと時計を見て、保健の先生の判断の元保健室を出たのだから、間に合って居ない筈は無いのですけれど、と返すと、
「今授業中だから後にして呉れる。早く席着いて。」
と仰いました。
此の時点でもう随分参って仕舞って居たので、机に伏せて時間をやり過ごしました。
授業が終わって、もう一度教師の元へ行き、先刻の話の続きをしました。
散々な言われ様でした。
幾ら時間は合って居る筈だから出席にして下さいと頼んでも、
「否、貴女遅れてるから。」
と言って聞いて呉れません。
其れはご自身の時計をご覧に為って判断為さって居るのですよね、私は保健室の時計を元に判断して教室に入ったので間違って居ないと思いますと、大変丁寧に言うと、何やら逆鱗に触れた様で、怒り始めました。
「此の学校の制度じゃ半分出れば出席にカウントされると云うことに為って居るけれど、そんなのは狡いことだし、俺は認めたくない。出るなら出る、出ないなら出ないではっきりするべきだ」
と捲し立てられました。
「先生は私の現状をご存知でしょうし、私は担任からも教務からも保健の先生からも親を通して許可を貰ってやって居ます。」と答えれば、
「そう云うのを疾病取得って言うんだ。色々有って辛いんだろうけれど貴女だけ許されるなんて云うのはやっぱり狡いことだし、甘えちゃいかん。」
・・・ですって。
絶句して返す言葉を失ったのと、精神的に限界が近付いたのとで、話は其処で中断しました。
教師はさっさと職員室に戻って行きました。
私はと云うと、お決まりのパターンで発作さんがコンニチハ。
おまけに涙腺も決壊して仕舞って、ヨロヨロと保健室へ向かいました。
四限目も続けて同じ教師の日本史だったので、保健室へ行く途中で鉢合わせました。
一緒に保健室に入って来ようとしたのか、扉を開けて呉れようとしたのか存じ上げませんけれど、腹が立って仕方が無く、持って居たミネラルウォーターのボトルを後ろから思い切り投げ付けてみたら見事命中して、「何するんだお前」と云う様な顔で此方を睨みつつもペットボトルを拾い上げて下さって居る隙に、無視して手前でドアを開け、つかつかと保健室に入ってドアを閉め、力尽きて倒れました。
発作で死にそうに苦しかったので周りの声も何も聞こえて居なかったのですが、後から保健の先生に聞くと、
「自分が感情的に為って強くものを言ったら彼女の体調が悪く為って仕舞った様で、でも彼女も感情的に為って此方に此れを投げて来ました」とか何とか、状況説明(と云うよりもちゃっかり告げ口ですよね)してから授業へ向かったそうです。
其の後暫く放心して居ましたが、此の儘授業を欠席するのは教師の思う壺と申しますか、負けた気がして我慢為らなかったので、意地でも出席してやると思い、ぴったり二十五分後に教室に入り、保健室から発行される、“保健室で●時●分~●時●分迄休んで居ました”と云う証明書の様なものを握り潰して教卓に叩き付けてから、再び発作等出て周りの生徒に迷惑を掛けるのが厭だったので、決められた席には座らず、窓際の一番後ろの席に座りました。
又感情のコントロールが出来なく為って、涙が止まらず、綺麗に晴れた窓の外を眺めて、其処から飛び降りる自分の姿だけが妙にリアルに頭の中をぐるぐると回って居ました。

そして放課後。
如何にも三限目を欠席扱いされることが腑に落ちなかった為、何故か震えが止まらない身体を抑えつつ、教師の元へ行きました。
すると他の生徒の個人指導を行って居るらしく、お気の毒に、其の子を挟んで抗議することと相成りました。
三限目の終わりに言ったことをもう一度、丁寧に丁寧にご説明させて戴きますと、其れでも
「俺の時計では二分過ぎて居た」
等と言い張るのでした。
けれど日本史だってもう単位の有余が殆ど無く、たったの一時間と言えど無駄には出来ないので、私も折れる訳には行きません。
本当に話が通じず、何度も何度も二分遅れて居ただとか甘えるなだとか言われましたので、私も同じことを何度も何度も、丁寧に丁寧に、説明して差し上げました。
最終的には短気な教師がキレて、
「はいはい判りましたぁ!出席にします!其れで勝手に卒業でも何でもして下さぁい!用事が有るのでさっさと出て行って呉れますかぁ!?」
と声を荒げ、顔を真っ赤にして、手で振り払う動作をしつつ(全く失礼極まり無い)、そう仰いました。
「そうですか、有り難う御座います。」
と、私は最後迄飄々とした、恐らく相手が一番腹の立つ態度を保って冷静を装え、尚且つ三限目の単位も挽回することが出来たので満足して立ち去ろうと思いましたが、一つ思い出してもう一度振り返って、
「そんなに仰るのでしたら、あの教室の時計の狂いを直して下されば宜しいと思うのですけれど。」
と言うと、更に顔を赤くして、
「其れは俺の責任じゃありませぇん!」
等と大声でほざくので、
「否々、学校の不備は貴方の責任でしょう。」
と返すと、
「はいもう判りましたぁ!替えて置きますっ!良いからもう早く出て行って下さぁい!」
と承諾して下さったので。
「はーい宜しくお願いしまーす」と踵[キビス]を返して部屋を後に致しました。
此れぞ正に勝訴です。
途中発作等と云う醜態を晒して仕舞いましたけれど、最初から最後迄必死だったのは教師の方で、優位に立っていたのは完全に私でした。
世の中には大人気無い大人も居るものですね。
心底疲れました。
因みに此の教師とは以前にも一悶着有ったのですよね。

・・・大変強がって此処迄書きましたが、此処二日程虚勢を張り続けて居るので、此れがぷつんと切れると再起不能に為るかと思います。
此の度は、と言うか何時もそうなのですけれど、相手の理解の無さに腹が立つ以上に、私は世の中や相手の求める"当たり前"に従えない自分の弱さや甘えに腹が立つのです。
だから刃物は自分に向く。
教師の言うことは飽く迄一般論です。
社会の縮図を見せられて居るだけで、何も間違っては居ません。
きちんと他の生徒と同じく、毎回最初から最後迄授業に出席すると云う当たり前のことが出来ない、否、恐らく"しない"私が莫迦なのですから。

其れに、こうも立て続けに「甘えて居る」のだと断言されて仕舞うと、流石に応えます。
診断書を書いて貰ってから、少しずつではありますが、自分は周りに何と言われても、只甘えて居るだけと云う訳ではないのかも知れない、少し位は脳内のセロトニンとノルアドレナリンと自律神経の狂いの所為[セイ]にして良いのかも知れないと思え始めて居たのですけれど、やっぱり駄目ですね。
激しい自己嫌悪が払拭出来ません。
自分を苦しめるものは決して消えて呉れる筈等無いのだから、結局は自分が消えるしか無いのです。